⑨蔵王 ⑩西吾妻山

⑨蔵王(熊野岳 標高1841m)

早朝、蔵王ハイラインで頂上駐車場へ。
頂上付近が雲に覆われ全容は見えないが、火山の荒涼とした登山道を進む。しばらくすると右手に御釜が見え、深いエメラルドグリーンの水を湛えていた。御釜を過ぎると突如避難小屋が見え始め、造りの頑丈さが火山を歩いている緊張感を高めた。霧の中広い尾根筋をしばらく歩くとやがて、祠が見え始める。蔵王の最高地点である熊野岳頂上付近は広い丘陵のようになっており、ここにも避難小屋が設置してあった。
生憎この日は頂上からの眺望は利かなかったが、山頂周辺の様子を知ることが出来長いスカイラインを走ってきた甲斐があった。駐車場に戻る前に刈田岳へ立ち寄り、お参りだけ済ませて次の西吾妻山へ移動した。

蔵王(熊野岳・刈田岳 所要2時間15分)


いきなり右手に御釜が見えだす
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五色岳と蔵王の御釜
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登山道前方が、蔵王最高地点の熊野岳
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しばらくザレ場を登る
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上から御釜を見下ろし
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再び上を見ると頂上付近は雲に覆われている
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御釜をアップ 深いエメラルドグリーン
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いきなり避難小屋が現る
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少し太陽の光が差す
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噴火時の避難小屋だけあって丈夫にできている
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小屋内部は狭いながら寝床もある
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熊野の頂上辺り
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鳥居をくぐると
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立派な祠が
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そしてこれが駒野岳最高地点 意外にだだっ広い
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一旦駐車場付近まで降りてきて少し登り返す
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ここが刈田岳の鳥居
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刈田嶺神社社殿
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刈田岳山頂
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⑩西吾妻山(標高2035m)

今夜半から天気が崩れ、しばらく秋雨前線の影響を受けるという予報もあり、何とか2山だけは済ませてしまいたい。そんな気持ちも相まって天元台のロ-プウェイとリフトをさっと利用して、登山道に取り付いた。
ロープウェイ利用で随分ズルした気分だったが、歩行で4時間半余りかかり思った以上に歩かされた。特に凡天岩までの登りが、足場の悪い岩場歩きで人汗かいた。
時折、雲の合間から安達太良方面が見とおすことができ、広い高原地の標高の高さを再認識した。なだらかな山稜と合間の湿原、池塘が西吾妻山を形成していて、東吾妻側のような活火山としての殺伐さはない。
穏やかな木道を歩きながら、西吾妻小屋を過ぎると林の中に突如、頂上標識が現れた。この標識を見た登山者たちは一様に「ここが頂上?」と懐疑的な声を上げていたが、私もつい同じことを言っていた。広大な山域なのだが、こういったところは得てして眺望が利かないところが多い。それでも、標識の証拠撮影だけは済ませて視界のない頂上を後にした。
北望台の天元台神社まで戻ってくると、旅の終わりを即すように細かい雨が降り出した。
スカイライン、ロープウェイを利用して2山横着をしたように思っていたが、併せて7時間程は歩いた計算になる。途中の移動も含めると物理的には決して楽な行程ではなかったのかもしれない。

結果的にこの日が最終日となったが、東北の後半戦はまずまずの天気に恵まれたと思う。
今回訪れた10山の内、隆起して造山した所は早池峰と朝日連峰の2山だけで、後の8山は今もなお活動している火山が殆どであった。
結局東北全域を見渡せるような快晴の日は一度も廻ってこなかったが、雲や霧の合間から見る東北の山域は神々しくもあり、信仰の山々の神秘さを一層醸していたと思う。

西吾妻山(ロープウェイ込所要6時間)


天元台ロープウェイの湯元駅 この横の駐車場に車を停める
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多くの人が一斉にロープウェイに乗り込んで
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一気に頂上駅へ
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天元台高原駅
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ここからさらにリフトを乗り継ぐ
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グラススキーをしている人が
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天元台の大きな文字
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リフト頂上を降りて
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ここからは自分の足で
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意外にキツイ登りが続く
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少し開けた場所に出る
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天狗岩方面
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ここからずっと木道が続く
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小さな池塘を超え
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広々とした山域
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池塘の向こうに見えるは安達太良山か?
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少しづつ東北の紅葉が始まっている
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大凹の水場
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辺りが開けてくると
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振り返って天元方面
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凡天岩
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この一帯は大きな岩がごろごろしている
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あれが西吾妻山か
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吾妻山神社
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早い広葉を眺めながら
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長い木道が続く
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西吾妻小屋横を抜け
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意外なほど目立たない西吾妻山山頂
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再び木道を歩き
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北望台の天元台神社
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コメント

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No titl

こんにちは!

今回の一連のレポを拝見させていただいて、日本はやはり火山の国だなあというのを感じます。
蔵王の御池は、昔訪れた霧島の火口湖を思い出しました。
西吾妻山は歩きやすく道もできてるようですがそんなに長時間歩かれたんですね。お疲れ様でした。
でも広々とした景色の中、歩く価値は十分にある眺めですね。

お写真、曇った景色が多くてもどれもきれいですね。
カメラ、同じ機種を買おうかと予定してましたが、こちらではあれから値段がかなり上がってしまい、まだ買えてない状況です^^;
早く買いたいな・・・。

おはようございます。

蔵王みていると、白山のようですね。
避難小屋の迫力も凄い。
万が一に噴火に備えた小屋って言うのも、なんだか恐ろしく感じますね。

No title

こんにちは。アルペン猫さん。
火山が活動休止した後は、池とうや沼地ができるみたいですね。
荒々しさと静粛が同居していて面白いものです。アルペンの雄大さとはまた違い日本らしさの山なのかもしれません。

カメラは使い勝手良くて、重宝しています!東北は雨や霧が多くて普通なら露出がとれない状況でも、機能がカバーしてくれました!お薦めですよ!

No title

こんにちは。アルペン猫さん。
火山が活動休止した後は、池とうや沼地ができるみたいですね。
荒々しさと静粛が同居していて面白いものです。アルペンの雄大さとはまた違い日本らしさの山なのかもしれません。

カメラは使い勝手良くて、重宝しています!東北は雨や霧が多くて普通なら露出がとれない状況でも、機能がカバーしてくれました!お薦めですよ!

No title

こんにちは。ゲンジさん。
東北のお山は荒々しかったです!白山の優美な感じとは違った印象でした。

今、越後に遠征中です。今回は天気に恵まれて良いですよ。
昨日、平ガ岳という山で22キロほど歩き、今日、越後駒ヶ岳を20キロほど歩きましたが、もうヘロヘロです(笑)
例の京都トレイル、かなり赤信号です!私の中では初日、比叡山離脱で手を打つつもりですv-12

No title

居酒屋与太郎さん、こんにちは。

御無沙汰いたしております。なかなか子供の行事や、地域の行事で山に行けてないやまびこです。

あまりに山に行く時間がなくて、飲んだくれてる毎日ですが、何とか隙を見つけて登ろうと思っています。

また一緒に行きましょう。お疲れ様でした。

No title

こんばんは。やまびこさん。
お元気にいていらっしゃいましたか!
なかなか、思い通りに自分の事ができませんよね。まして、子供さんがまだ小さいのであれば優先順位が有りますからね!
また、ご一緒しましょう。山は逃げませんから。